インタビュー
オートスクエアー戸倉は、オープンから十八年目を向かえ好調な業績で推移している。清潔な洗車場として洗車客に好評なほか、設備も可能な限り最新なものを導入するように努めている。戸倉社長にリニューアルの狙いなどについて聞いた。
スプレー洗車機や門型機の代替えなどリニューアルしたねらいは。「一時期は全盛期の半分程度まで売り上げが落ち込んだ。もう一度、リニューアルして挽回しようと考えた。その結果、業績は好調でリニューアルは正解だった。現在は洗剤が以前よりも早く減ってしまうような状態になっている。また、門型機は最新機種を二台にしたことで、洗車客の回転が速いメリット。当初は一台でいいと思っていたが、時代がかわり門型機の需要が増えており、一台の時よりも五割ぼど売り上げが増加している。現在、門型機は同一機種でスポンジとナイロンの双方があり、ナイロンを嫌うドライバーも集客できるようになっている。」
リニューアルに伴い料金の変更などは行ったか。
「料金あまり安くしてしまうと値上げが難しくなる。今回、新たなスプレー洗車機はムースや撥水が加わり台単価は向上している。門型機も一台がジェット水をオプションで提供でき、台単価は高くなっている」
プリペードカードの販売枚数が大幅に増加している理由は。
「スプレー洗車機と門型機で同じカードを使えるようになったことで、カードの売り上げが大幅に伸びた」
洗車場客とのコミュニケーションを大切にしているが。
「洗車場と事務所が隣接し、そのために洗車のお客さんとのコミュニケーションが可能になる。オープンから十八年目となり家族ぐるみのお付き合いをするお客様もいる。妻が来店客の子供などへお菓子などをプレゼントしたり、いろいろと会話もしている」
緑の多い洗車場としてもしられている。
「大木が植わっており、環境のよい洗車場となっている。国分寺市の保存株となっている。他のコイン洗車場と異なり、のんびりした雰囲気もお客様に好評のようだ。」
 コイン洗車場のカーピカランド（所在地・東京都調布市国領町６－３２－１岸一郎社長）
は九月中旬、門型機を代価絵した。従来機種に比べたようなメニューの提供がかのうとなっており、台単価の向上を期待している。
門型機は従来のエムケー精工製「プレーヌ」から「プレーヌⅡ」に代替した。従来機種は六年間使用し、リース切れに伴い新機種を導入した。
新門型機では水洗い２コース(５００円、７００円)シャンプー２コース(１０００円、１２００円)、撥水コース２コース（１４００円、１５００円）を提供。代替え前の水洗い(５００円)、シャンプー(７００円)、シャンプー＆ワックス(１０００円)の３コースのみを提供していたときに比べ大幅に増加。多様な洗車メニューの提供により、門型機の利用者が増加することを見込んでいる。
なお、同コイン洗車場は２００２年６月にスプレー洗車機３台すべてを代替えし、同時に一部改装を施しリニューアル。今回、門型機も代替えしたことで、一層の作業の行いやすいコイン洗車場という点をアピールして集客を増やしていく。 |
